
伊丹市の矯正歯科
目次
1. 矯正治療について
矯正治療は、歯並びや噛み合わせの異常を改善し、美しく機能的な歯列を作る治療です。 見た目の改善はもちろん、むし歯や歯周病の予防、正しい発音、消化器系への負担軽減など、 全身の健康にも大きく関わる重要な治療です。
費用や期間(部分6か月〜/全体1〜3年)、通院回数(月1回前後)、痛みやリスク(知覚過敏・歯根吸収・後戻り)は個人差があります。初回カウンセリングでわかりやすくご説明します。土曜診療・駐車場・ネット予約に対応しています。
1-1. 矯正装置の説明
矯正装置にはいろいろな種類のものがあります。取り外しのできる装置、固定式装置などがあり 固定式には金属のものと目立ちにくい白色セラミックのものがあります。 その他いろいろありますのでご相談下さい。
取り外し式装置
主に就寝時に使用する装置で、日常生活への影響が少ないのが特徴です。
固定式装置(メタルブラケット)
従来型の金属製の装置で、確実な治療効果が期待できます。
固定式装置(セラミックブラケット)
白色セラミック製で目立ちにくく、審美性に優れています。
マウスピース矯正
透明なマウスピースを使用し、ほとんど目立たない矯正方法です。
1-2. 歯ならびが悪いと何故いけないの?
- むし歯や歯槽膿漏になりやすい
- 良くかめない(胃腸障害がおこりやすい)
- あごの成長、顔かたちにも影響する
- 口もとが気になる(コンプレックスにつながる)
- 発音しにくい
1-3. 好ましくない歯並びの例
- 叢生(八重歯・乱ぐい歯)
- 反対こう合(うけ口)
- 上顎前突(出っ歯)
- 開こう(前歯がかみ合わず開いている)
2. 矯正治療は何歳頃から受ける事ができるのですか?
症状により治療開始時期が違います。なるべく早くご相談下さい。 また大人の方でも治療を受けている方はたくさんおられます。
乳歯列期(3~6歳)
受け口など、早期に治療が必要な場合があります。成長を利用した治療が可能です。
混合歯列期(6~12歳)
顎の成長をコントロールしながら、永久歯が正しく生えるよう誘導します。
永久歯列期(12歳以降)
すべての永久歯が生え揃ってから本格的な矯正治療を行います。
成人矯正
年齢に上限はありません。歯と歯ぐきが健康であれば矯正治療は可能です。
3. 矯正治療は痛みはあるのですか?
最初に口の中に装置をつけた時は歯が浮いた様な痛みがありますが、1週間程度で慣れます。
痛みの軽減方法
- 最新の矯正技術により、従来より痛みが軽減されています
- 痛みが強い場合は、痛み止めの服用も可能です
- 柔らかい食事から徐々に慣らしていくことをお勧めします
- 定期的な調整により、急激な力を避けることができます
4. 矯正治療の治療期間と費用は?
症状、治療内容により期間、費用は異なります。 一般的に月に1,2度程度の通院で1~3年程度かかり、治療後1年程度は通院が必要です。 支払い方法についてはご相談下さい。
一般的な治療期間の目安
治療内容 | 期間 |
---|---|
部分矯正 | 6ヶ月~1年 |
全体矯正(軽度) | 1~2年 |
全体矯正(中等度~重度) | 2~3年 |
保定期間 | 1~2年 |
5. 歯磨きは今まで通りできますか?
矯正装置を入れているので汚れがつきやすくなります。 歯磨きの指導をさせて頂きますので、教わった通り歯磨きをして下さい。 また歯磨きにより装置が壊れる事はありません。
矯正中の口腔ケアのポイント
- 矯正用の特殊な歯ブラシを使用します
- 装置の周りは特に丁寧に磨きます
- 歯間ブラシやデンタルフロスも併用します
- フッ素入り歯磨き粉でむし歯予防を強化します
- 定期的なプロフェッショナルクリーニングを受けます
6. 矯正治療の治療例






費用・期間・リスク
費用
- 原則として自由診療です。装置の種類(ワイヤー/マウスピース)や症例の難易度によって費用が異なります。
- 診査・診断後に治療計画とお見積りをご提示します。
期間の目安
部分矯正は6か月〜1年、全体矯正は1〜3年、治療後の保定は1〜2年が目安です。通院は概ね月1回前後です。
リスク・副作用
- 装置装着時の痛み・不快感、口内炎が出ることがあります。
- 清掃不良によりむし歯・歯周病のリスクが上がります(丁寧なブラッシングが必要)。
- 歯根吸収・歯肉退縮・後戻りの可能性があり、保定装置の装着が必要です。
- 装置の破損・脱離が起こると治療期間が延びることがあります。
上記は一般的な目安です。個々の症例により治療方針・期間・費用は異なります。